外に求めるのではない。“内に答えはある”

日本の多くの優秀な料理人の方々が、「世界に向けて・・・・」とおっしゃいます。素晴らしいなあと尊敬します。私は非力で英語も上手く話せません。しかし、日本語は話せます(笑)。

“脚下照顧”

私は、休日に日本中、食材と郷土料理の名品を求めて旅しています。(http://renaissance-tsukiji.jp/)その旅先で、まだ知らぬ素晴らしい食材や熱い思いを持った生産者の方々にお会いすることができました。地元の皆様に、素晴らしい郷土料理をごちそうになりました。外国に新たな食材を求めなくても、奇をてらわなくても、脚元にこそ宝があることに気づかせて頂きました。

「江戸前」- 私流に、そして現代に即して解釈すると、食材をあえて外国に求めなくても、日本全国各地には豊かな食材が溢れている。その食材を活かして、今一度、日本料理を見直す。これが私の新・江戸前“東京スタイル”です。
“よりナショナルであることが、インターナショナルへ通じる” 私はそう考えています。

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